2012年09月03日

Counterpoint SA-5000修理(1)

カウンターポイントSA-5000という、高級プリアンプの修理を依頼されました。
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ボリュームは、Noble(帝国通信)製。
DENON等の中〜高級機で使われていたのと同じでしょうか。
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ボリュームのブラシの先が摩耗を通り越しています。
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メインボリュームは、日本橋で見つけたオーディオ用に交換します。
これだけでも元に戻りますが、更に高音質を求めたいというご要望なので、
トリムのボリュームをアッテネーターに交換します。

日本が世界に誇るセイデン製 P型アッテネータ
APAT3250M50K スクアランオイル仕様
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ベルデンのケーブルで配線
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電解コンデンサはアメリカの普及品。
しかも真空管の直近に配置されているので、パンク寸前。
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外すと、液漏れの始まっている物もありました。
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日本ケミコン製105℃品に交換。
一応、真空管直近の2本は遮熱しておきます。
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何かリアパネルのRCA端子が不揃いに見えると思ったら、
ワッシャが一部のボルトにしか入っていません。
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基板にストレスもかかるので、全てのボルトにワッシャを入れました。
sa5000_10.jpg

ボリュームのツマミとパネルとの間には、薄いフェルトを挟みました。
sa5000_11.jpg
 
posted by t-box at 14:22| Comment(3) | TrackBack(0) | オーディオ
この記事へのコメント
COUNTERPOINT SA-5000 アンプ部が不調です。修理をお願いできるでしょうか。
Posted by 福本文祥 at 2021年03月08日 08:03
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