レコードは実測上65dB程度と言われています、CDは規格上96dBまで可能です。
(SACD、DVDオーディオは120dBまで可能)
では、市販のCDはそのダイナミックレンジの広さが生かされているのでしょうか?
波形を比較してみます。
アグネス・チャン / ひなげしの花 (1972) レコードの波形です
風になる / つじあやの (2002) レコードの波形です
アグネス・チャン / ひなげしの花 市販CDの波形です
波形のピーク(尖っているところ)がバッサリとカットされています。(画像の赤丸の部分)
これでは、アグネス・チャンの伸びのある歌声を聴く事ができませんし、全体的に抑揚のない平べったい音になってしまいます。
AIKO / ボーフレンド
これも波形のピークがカットされています。
CDしか出ていないので、どうしようもないです。
風になる / つじあやの CDの波形です
これは波形のピークを圧縮しています。
カゴメ野菜生活 / つじあやの (2012) CDの波形です
波形の圧縮をしていないか、していてもごく少量と思われます。
良心的なCDです。
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