2013年12月31日

UY-807A

戦争のために開発させられたUY-807Aと、
時を経て、平和の祭典、東京オリンピックで活躍した6GB8

左から
マツダ(東芝) UY-807 (多分戦後製)
日本軍向け UY-807A (昭和19年製)
マツダ(東芝) UY-807A (昭和18年製)
東芝 6GB8 (昭和40年前後製) 
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重厚な音を奏でるUY-807A。
IMG_4135u.jpg

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2013年09月15日

UY-807(6)

807という真空管の歴史を調べてみました。
RCAが1935年に6L6を発表
→1937年に6L6を通信用にパワーアップした807を発表
→オーディオから通信機まで幅広く、安価に高出力が得られる万能管としてヒット
→日本の各社も量産
→東芝が陸軍の要請で、807を高周波特性を改善+小型化したUY-807Aを開発
→芝が海軍の要請で、UY-807Aを更に小型化したFZ-064Aを開発→零戦の通信機に搭載
FZ-064Aの技術がアメリカに接収されて、オーディオの名管6L6GCが生まれた?

戦後は再びUY-807、UY-807Aが生産され、70年代に高性能トランジスタが出現するまで、アマチュア無線、警察無線、学校放送、鉄道(、少し形を変えてテレビ)等々で活躍したそうです。

写真はマツダ(現:東芝)のUY-807です。昭和20年代?
uy807mazda.jpg

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2013年05月03日

電気蓄音機修理

おそらく昭和30年代前半のポータブルレコードプレーヤー(電蓄)です。
「Comet」というロゴがあるだけで、型番やメーカーは判りません。(オンキョー製?)
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可愛い色に惹かれます。
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モーターの防振ゴムが溶けて無くなっていたので、電子工作用のゴムブッシュと水道のパッキンで代用。
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内部は非常に綺麗です。
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真空管は35W4(半波整流)と50A5(5極管)
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アイドラーのバネも交換
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SP盤用針
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EP,LP盤用針
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とりあえず、まともな音が出ました。
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網越しに真空管のヒーターが見えます
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2013年03月23日

スピーカーユニット FK10P

コイズミ無線−FOSTEXの限定ユニットです。
早速、以前FF105WK用に製作した桐箱に入れてみました。

確かに周波数帯域が広いです!シンバルの音が気持ち良い!
バスドラムやエレキベースの切れも良いので、ロックにも合います。
カタログ上は能率が若干低いですが、1W足らずの真空管アンプでも6畳部屋でボリューム半分で十分です。

fk10p.jpg

桐箱セット製作します(基本15,000円+送料)。メールにてお問い合わせ下さい。
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2013年03月14日

UY-807(5)

アンプにカバーを付けました。
これで出張演奏できます。
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