807という真空管の歴史を調べてみました。
RCAが1935年に
6L6を発表
→1937年に6L6を通信用にパワーアップした
807を発表
→オーディオから通信機まで幅広く、安価に高出力が得られる万能管としてヒット
→日本の各社も量産
→東芝が陸軍の要請で、807を高周波特性を改善+小型化した
UY-807Aを開発
→芝が海軍の要請で、UY-807Aを更に小型化した
FZ-064Aを開発→零戦の通信機に搭載
→
FZ-064Aの技術がアメリカに接収されて、オーディオの名管
6L6GCが生まれた?
戦後は再び
UY-807、UY-807Aが生産され、70年代に高性能トランジスタが出現するまで、アマチュア無線、警察無線、学校放送、鉄道(、少し形を変えてテレビ)等々で活躍したそうです。
写真はマツダ(現:東芝)のUY-807です。昭和20年代?
posted by t-box at 15:10|
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